1行紹介
ライター・谷川善久による映画(および映像作品)の感想ブログです http://uramado.cocolog-nifty.com/uramado/
自己紹介文
●略歴
1960年代生まれのフリーライター。男。主に競馬、スポーツ、パソコン、オーディオなどの記事を執筆。
●著書
『信じる者は救われない。 競馬常識のウソ!』(毎日コミュニケーションズ)
『親子ではじめるインターネット』(ソシム) など
●連載
JRAレーシングプログラム『中央競馬ニュース』
競馬コラム『枠内駐立不良につき』 http://www.layered.co.jp/tanigawa/tani.html
など
●更新履歴
2004年07月 ブログ開設
2005年03月 掲載作品100本
2005年04月 ココログプラスへUpgrade/ユニークアクセス5000に到達
2005年07月 ユニークアクセス10000に到達/掲載作品150本
2007年01月 ユニークアクセス50000に到達
2007年07月 ユニークアクセス70000に到達/累計アクセス100000突破
2007年12月 掲載作品500本
2008年12月 ユニークアクセス100000に到達
2009年01月 「日刊ココログガイド」http://guide.cocolog-nifty.com/guide/2009/01/post-8c11.htmlで紹介される
2011年04月 掲載作品1000本
2013年10月 ユニークアクセス200000に到達/累計アクセスは340000を突破
いちど観ただけで映画評なんか書けない。
ひとにすすめたいという想いも希薄だからレビューとは呼べない。
だから、このブログにアップするのは感想です。
10年後くらいに読み返して「あのとき、あの映画を観て、こんなふうに感じたんだぁ」と、ひとりでニヤニヤすることを目的としています。
本来、極私的な感想なんて、公共の目に晒すべきではないのでしょう。
けれど「ブログを更新しなくちゃ」というプレッシャーを自分にかけ続けないと、映画を観ることも感想を書くこともすぐに怠けてしまう億劫な性格なんです(という事情もまた極私的なものですが)。
もうひとつ。もし感想に意義があるとすれば、それは“数”です。
単に面白い・面白くないという二元論であっても、ある程度の“数”、たとえば100人ぶんの声がまとまれば、その作品を理解・判断する材料になってくれるでしょう。
でも“数”の中にあっさりと埋没したくはありません。
ストーリーの面白さを二元論で述べるだけでなく、演出や演技や撮影技法など映画ならではの部分にまで言及して、はじめて「映画を観た、映画を語った」といえるのだという思いもあります。
自分にどれくらいの映画を観る力、映画を語る力があるのか、はなはだ心もとないのですが、100分の1にとどまることなく、せめて100分の3くらいの意味とパワーを持つものが書ければと考えています。
それに、希薄といっても、やっぱり面白い映画に出逢えたら、誰かに話したい、すすめたいという欲求が湧いてきます。
「この作品、観てみたいな」
「そう、そこがこの映画の魅力なんだよ」
「ああ、こういう観かたもあるのか」
そんなふうに感じていただけるものが書ければ幸せです。あるいはひょっとすると「ちがうちがう。この作品の面白さは別にあるんだ」という気持ちを抱いていただければ、それもまた成功といえるのかも知れません。
わたし自身も、映画について書かれたブログをいろいろ読ませていただき、そういう想いをさせてもらっています。
誰かが誰かに、影響をおよぼす。
大袈裟にいえばブログは、それぞれの存在証明の場でもあるわけです。
そんなわけで、極私的な感想といえど、誰かに読んでいただくこともまた前提としていますので、原則としてネタバレは避けているつもりです。
「ネタバレであることが読む前に判別できないネタバレは犯罪である」というのが私見です。
でも、できれば、「何を観ようか」の参考にしていただくよりも、その映画をご覧になった後で読んでいただいたほうが安全だと思います。
思いのほか多くのかたに読んでいただいているようで、本当にありがとうございます。
こんなブログでよろしければ、今後も御愛読・コメント・トラックバックをお願いいたします。
中には明らかにアクセスアップ目的のトラックバックもあるようですが、それもまた「“数”の中に埋没したくない」という意識のあらわれ、そのかたの存在証明でもあるでしょうから、なるべく削除はしないでおこうと思います(映画や、映画の中で描かれているものについて言及しているならば、の話です)。細々と続けているブログなので、せいぜいみなさんのページのカウンタを1つ2つ回すくらいが関の山でしょうが。
あ、それと当ブログへのトラックバックをたどった結果「ネタバレであることが読む前に判別できないネタバレ」に行き着いてしまう可能性もありますのでご注意ください。
では、みなさんとわたしが、面白い映画と数多く出逢えますように。
※誰が書いたかを明らかにすることもまた、“数”の中に埋没しないための方策と考え、少し気恥ずかしいのですがこうしてプロフィールを公開しています。