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2009/01/07

リーピング

監督:スティーヴン・ホプキンス
出演:ヒラリー・スワンク/デヴィッド・モリッシー/イドリス・エルバ/アンナソフィア・ロブ/スティーヴン・レイ/ウィリアム・ラグズデール/アンドレア・フランクル

30点満点中16点=監3/話2/出3/芸4/技4

【それは悪魔の降臨なのか?】
 かつて牧師だったキャサリンは、夫と娘の死を契機に無神論者となった。大学で教鞭を執りながら、世界各地に出向いては“奇跡”と呼ばれる出来事を科学的に種明かしする日々だ。彼女のもとにヘイブンという村から「川が真っ赤に染まり、ひとりの少女が疑われている」と教師ダグがやってくる。助手のベンとともにヘイブンへと赴いたキャサリンの前で、聖書に書かれた厄災が続けざまに起こる。本当に悪魔が復活しようとしているのか?
(2007年 アメリカ)

【そのへんに転がっているホラー】
 破綻なくまとまっているものの、面白みのない映画。なんとかラストにちょっとした意外性を持ってきて“締まり”は生まれたけれど「そのへんに転がっているホラー」の域を脱してはいない。
 だいたい『イナゴ少女、現る。』というキャッチ・コピーからして、もう投げやりだもんな。

 とにかく全体に、オーソドックスすぎ、かつ、おとなしすぎる
 展開的にも、また薄暗い画面や短いカットを用いる見た目的にも「全部見せない」ことに気を遣いつつ進んでいくのだが、それがまぁ淡々として、うわっとかドキっとかのないままクライマックスへと至る。
 キャサリンが抱えている「娘を亡くした痛み」とか、「神を見放したキャサリンを、実は神様は見放していなかった」という事実とか、ローレンやダグの内面とか、もっと掘り下げられる要素も、なんだか中途半端だし。

 アメリカで流行のミステリー・ドラマの1エピソードくらいの仕上がりにとどまっていて、映画的スケールや鮮やかさは皆無。まぁ血染めの川とかイナゴの大群とか、SFX関係は頑張っているんだけれど。

 製作がジョエル・シルヴァーとロバート・ゼメキス、監督がスティーヴン・ホプキンス、主演がヒラリー・スワンクと実力派がそろっているため完全なダメダメ映画にはならなかったけれど、ハッキリと、わざわざヒラリーが出るほどもない作品だろう。
 見どころは、こういう役でもしっかり可愛いアンナソフィア・ロブちゃんでしょうか。

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