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2010/01/08

新SOS大東京探検隊

監督:高木真司
声の出演:小林沙苗/矢島晶子/梅田貴公美/相田さやか/浅川悠/塩屋浩三/島田敏/二又一成

30点満点中13点=監3/話1/出3/芸3/技3

【東京の地下には、何が眠る?】
 小学生の尾崎竜平は、父の荷物の中から1冊のノートを発見する。そこには東京の地下に眠るといわれる徳川埋蔵金の在り処が記されていた。竜平は弟のサスケ、友人の義雄や俊とともに、地下探検へと出発。地図とは建物や通路が異なっていることに戸惑いながらも前へ進む少年たちだったが、その行く手には、宝を守ろうと日本刀を振りかざす謎の老人、ネズミの大群、不思議な巨大空間、そして地下生活者たちが待ち受けているのだった。
(2006年 日本 アニメ)

【内容なし】
 3DCGを生かした面白いアングルやアクションがある。サスケの不器用なスプーンの持ちかたなど細かな描写もユニーク。ホームレスたちの髪型も笑わせてくれる。
 が、そうした見た目のいくつかが気を引くだけで、デキはショボい

 もう完全に子供だましというか、ほぼ内容のないストーリー/シナリオ。あらゆる事実・状況を説得力のないセリフで説明するうえに、カジラやフィギュア狂の父、出て行った母といった伏線らしきものも、まったく生かされぬまま。展開に驚きもふくらみも深さも見どころもなく、ただお子様と爺様がドタバタするだけで、はい終了。
 お話の薄さを補うだけの演出的ハラハラ・ワクワクがあるわけでもない。

 誰のために、どこへ向かって作られたかがまったくわからない作品になってしまっている。原作は未読だが、大友克洋にしては何ともお粗末な仕上がりだ。まぁ原作および原作者にすべての因を求めるのは間違いかも知れないけれど、『スチームボーイ』も似たようなもんだったし、『アキラ』で見せた才気と狂気は、いったいどこへ行ってしまったんだろうと思わざるを得ないデキだ。

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